夕暮れ

『夕暮れ』 黒田三郎(「ある日ある時」から)

  夕暮れの町で
  僕は見る
  自分の場所からはみ出てしまった
  多くのひとびとを

  夕暮れのビヤホールで
  彼はひとり
  一杯のジョッキをまえに
  斜めに座る

  彼の目が
  この世の誰とも交わらないところに
  彼は自分の場所を選ぶ
  そうやってたかだか三十分か一時間

  夕暮れのパチンコ屋で
  彼はひとり
  流行歌と騒音のなかで
  半身になって立つ

  彼の目が
  鉄のタマだけ見ておればよい
  ひとつの場所を彼はえらぶ
  そうやってたかだか三十分か一時間

  人生の夕暮れが
  その日の夕暮れと
  かさなる
  ほんのひととき

  自分の場所からはみ出てしまった
  ひとびとが
  そこでようやく
  仮の場所を見つけ出す
    

©m_kuroda 無断転用はお断りします

非日常体験

だ〜〜〜〜いぶ前の話題になりますが。

庭に一本のもみじの木がありました。
その木がどうにも邪魔で、いっそのこと切ってしまおうという話になりました。

でもどうやって切るか。
業者さんにお願いするほどの木ではありません。

…と、そこへタイミングよく男衆が3人遊びに来てくれたのです。
「ちょうどいい!」とばかりに手伝いを頼んでみると…。


「合点承知。おやすい御用だ。
 まかせておけ!」

と、ノコを片手に身軽に庭へ。
「この辺でいいだろう」と刃をあて、
サクサク作業を始めてくれるでは
ありませんか。

まぁ。なんて男らしい♪



…が。木が傾くにつれて
その表情は俄然真剣に。

3人がかりで幹を支え、角度を
見ながら慎重に切り進みます。

そして…。
   
   




  メリメリ、バキバキと音を上げながら
  もみじの木は横倒しになっていきました。
  こうして見ると、意外に高さがあったのねぇ。


その後は残りの部分を平らに切り取り、伐採完了。おみごと!

   


作業を終えての感想は…。
「木を倒すなんて、生まれて初めてだ」

確かにねぇ。普通の生活をしていたら
まずあり得ないことです(笑)。

二日酔いの体にムチ打って
働いて下さった男衆の皆様。
ありがとうございました。

オナガ



久しぶりの鳥写真。オナガです。

都下の自宅の周りでは良く見かけるのですが、嬬恋で見たのは初めてでした。
いたのは林の中ではなく、定住されているお宅の庭の枝。
もしかすると雀のように、人里近くを好む鳥なのかもしれません。

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嬬恋村からの便りです。