ひとりの個人

『ひとりの個人』 黒田三郎(詩集「羊の歩み」より)

   ある日ふと
   自分の行くべきところが
   どこにもないことを
   見出だす
   そんな
   馬鹿なことって
   あるものか
   石神井公園の木影に立って
   ぼんやり僕は考える
   霧雨は止まず
   池の廻りに人影もない
   二十何年も勤めなれた
   会社へ行く以外 この人生に
   行くところがないなんて
   一日会社をさぼっても
   明日はまた行かねばならぬ
   二日さぼっても同じこと
   五十歳をすぎて
   いま僕は愚かにも秤にかける
   そこで得た多くの金銭と
   そこで失った目に見えぬものとを
   二十歳の若者のように
   虚空に消え去った
   多くの可能性を
   数えあげても無駄である
   ただ僕は考える
   かつてはひとりの個人であった
   その僕は
   いまどこへ行ったのかと

©m_kuroda 無断転用はお断りします

休みの朝



穏やかに過ぎる休日の朝
こんな時間は少し寒いくらいがちょうどいい
日だまりでほっこり一緒に寛ごう

冬の緑




   枯れ木立の中、
   久しぶりの緑が
   ひと際明るく
   新鮮に映りました。

雪・雪・雪



スケートリンク?
いいえ。テニスコートです。(- -;


嬬恋は今日も午後からかなりの雪が降るようです。
車でご通行の皆様、くれぐれもお気を付けて。

霜柱



寒いですね。

霜柱が立って、歩くとサクサクいい音がします。
冬の朝のちょっとした楽しみ。

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嬬恋村からの便りです。